10月6日、東北のノンブワラムプー県で元警察官による無差別乱射事件が起き、保育園の園児や先生が30人以上も亡くなりました。

心からご冥福をお祈りします。

犯人は、麻薬「ヤーバーยาบ้า」 を服用していたそうです。ヤ―=薬、バー=バカ、アホという意味の、タイで乱用されている麻薬です(メタンフェタミンやカフェインを混ぜて錠剤にしたもの)。

先月には、陸軍学校で発砲事件が起きました。
2020年には、コラートのデパートで兵士による無差別乱射事件が起きました。

精神科医は、兵士や警察は責任が重くストレスが多いことと、銃器を扱いやすい環境にあることで、銃器を使った事件の加害者になりやすい要素があると分析しています。

市民を守る立場にある人たちが加害者になってしまうって、すごく怖いですね。

シドニー大学Gun Policy org.に調査によると、タイは人口7000万人で、拳銃保有数は1000万丁だそうです。うち410万丁は登録されていないものなのだとか。

予想以上に多いな・・・と思いました。

ネットで簡単に買えてしまうし、手製銃も出回っていて、敵対する学生同士が撃ち合ったり…という事件がちょくちょく報道されています。

私がニュースで見た中で衝撃だった事件は、2020年に自動車の営業担当者が、会議中に上司に注意されてキレて、上司を撃ち殺してしまったという事件です。

犯人は上司に何度か人前で注意されて不満が募っていて、銃を鞄に忍ばせるようになったようです。

普通のオフィスで、身近な生活圏で、銃を使った事件が起こり得ます。

トラブルにはくれぐれもご注意ください。

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